広山王
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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
廣
[廣山]
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廣山王
【出自】
系譜未詳。
三世王。
【經歴】
●
天安二年（
八五八
）十一月七日、淸和天皇即位敍位において、無位から從五位下に敍される。
◎
『日本三代實録』天安二年十一月七日甲子
天皇即位於大極殿。･････ 授兵部卿三品忠良親王二品。左大臣從二位源朝臣信正二位。權中納言從三位平朝臣高棟正三位。參議從四位上兼行左兵衛督伊勢守源朝臣多、參議左大弁兼行左衛門督伊豫權守藤原朝臣氏宗並正四位下。･････ 無位秀世王、棟氏王並從四位下。無位廣山王從五位下。從四位上守治部卿兼行美作守源朝臣生、右京大夫從四位下兼行式部大輔信濃守南淵朝臣年名並正四位下。
●
貞觀二年（
八六〇
）閏十月二十五日、
故
同子内親王の装束・山作等司の山作司長官を勤仕（喪家は辭退して受けず）。
◎
『日本三代實録』貞觀二年閏十月廿五日辛未
是日任同子内親王裝束山作等司。從四位下行越中權守房世王爲裝束司長官、治部少輔從五位下安倍朝臣房上爲次官、判官二人、主典二人。散位從五位下廣山王爲山作司長官、從五位下藤原朝臣大野爲次官、判官二人、主典二人。喪家辭而不受。
●
貞觀六年（
八六四
）三月八日、右兵庫頭となる。
◎
『日本三代實録』貞觀六年三月八日甲午
[以]從五位下廣山王爲右兵庫頭。
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貞觀十年（
八六八
）正月七日、從五位下から從五位上に昇敍。時に右兵庫頭。
◎
『日本三代實録』貞觀十年正月七日
天皇御紫震殿、覽青馬、賜[宴]群臣、班賚有差。授無位有佐王從四位下。右兵庫頭從五位下廣山王從五位上。散位從四位下高階眞人峯緒、神祇伯兼行河内權守在原朝臣善淵、無位源朝臣效、源朝臣本有並從四位上。
●
元慶二年（
八七八
）四月二日、次侍從となる。
◎
『日本三代實録』元慶二年四月二日丁卯
是日、 詔以大舍人頭從四位上有佐王、從四位下美作守實行王、從五位下行内膳正連扶王、從五位下行右兵庫頭廣山王、攝津守從五位上在原朝臣安貞、･････ 等、爲次侍從。
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更新日時：
2023.01.21.
公開日時：
2022.06.26.
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