広根王


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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
  
[廣根]

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廣根王
 
【出自】
 未詳。
 四世王以下。
 
【經歴】
正六位上に敍される。
舍人正となる。
承和九年(八四二)七月二十六日(皇太子恒貞親王廢太子の三日後)、壹岐權守に左遷される。
『續日本後紀』承和九年七月戊午
集廢坊諸人等於右衛門陣庭。詔曰。「今詔。不慮外太上天皇崩賜比奴。此隙、春宮坊帶刀舍人伴健岑、与橘逸勢合力、國家傾亡无止礼利。搜求事理、於皇太子無所避。因茲皇太子乎波其位廢退給不己止。相隨人等其罪不輕。理須法倍之。然而御心有所思行天奈毛、殊寛免給止之天、坊司幷品官佐官以上及侍人藏人諸近仕者等、又所長以上乎波、皆流罪當給。就中、自先有官乎波、皆配所員外官任給。但品官判官以下不在任限。又官無人等乎波、絶蔭除位流罪當給倍之。然而殊愍給止志天奈毛、其身乎乃三太万布。自餘属仕者乎波咸寛免給。自今以後改心川礼。本主往仕己度波不得、若猶属仕者法波牟止宣御命衆聞食世止宣」。
・・・・・ 主殿首正六位下淡海眞人豊守爲大隅權掾。主膳正正六位上丹墀眞人繩足爲薩摩權掾。舍人正正六位上廣根王爲壹伎權守。主工首正六位上上毛野朝臣貞繼爲對馬權守。殿上雜色及帶刀品官六位已下相連被配流者惣六十餘人、同附防援、發遣于諸道焉。


 
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公開日時:2023.01.21.

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