久守
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『 親 王 ・ 諸 王 略 傳 』
久
［久守］
フレームなし
□
久守
東大寺領 播磨國 大部庄 公文
【出自】
未詳。
久淸王
の子孫（子または孫か）であると考えられる。
【經歴】
●
左近將監に任じられる。
●
仁治三年（
一二四二
）正月二十八日、播磨國大部庄の預所たる東南院より、政所下文を以て、「相傳の道理に任せ」て、大部庄の公文職に補された。
◎
尾張國眞福寺文書『東大寺領播磨國大部庄兩公文職補任状一卷』所收、仁治三年正月廿八日付「大部庄公文職補任状案」
東南院政所下大部庄公文職事
左近將監久守
右任相傳道理、補任如件。
仁治三年正月廿八日
院別當法橋上人位
在判
・
小野市史編纂専門委員会 編集『小野市史』第四巻 史料編Ⅰ（小野市、平成九年（
一九九七
）十月）554頁「二四八 大部荘公文職補任状案
名古屋市 真福寺所蔵
」
※
『中村直勝著作集』第四巻「荘園の研究」217頁 注(２)、「『宝生院文書』所収」
【文獻等】
●
『中村直勝著作集』第四巻「荘園の研究」（淡交社、昭和五十三年九月。初出、中村直勝『荘園の研究』星野書店、昭和十四年（
一九三九
）十月）216頁
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更新日時： 2013.11.18.
公開日時： 2013.11.12.
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