木寺宮 康仁親王
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『本朝皇胤紹運録』 |
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吹上本『帝王系圖』 |
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『中院一品記』建武五年七月廿五日
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一三二〇年（元應二年）生。
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乳父、藤原朝臣雅藤の「法性寺の家」に起居。
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元弘元年（一三三一）十月二十五日、名を「康仁」と賜わり、親王宣下をこうむる。
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土御門高倉の故邦良親王邸に移る。
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元弘元年（一三三一）十一月八日、立太子。
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後醍醐天皇方の攻勢により、正慶二年（一三三三）三月二十六日、天皇（光嚴院）、兩上皇（後伏見院、花園院）と共に、六波羅へ移る。
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正慶二年（一三三三）五月七日、足利高氏らが六波羅を攻め落とす直前に、六波羅北探題の北條仲時に伴われ、天皇（光嚴院）、兩上皇（後伏見院、花園院）と共に六波羅を出御し、東國へ向かう。
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正慶二年（一三三三）五月九日、近江國番場において北條仲時等は自害し、天皇（光嚴院）、兩上皇（後伏見院、花園院）と共に、「五宮」に捕えられる。
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元弘三年（一三三三）六月五日／七日、廢太子。親王宣下も抹消される。
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建武五年（一三三八）七月頃には、禪林寺（永觀堂）または南禪寺に起居していたと考えられる。
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親王に復す。 | ||||||||
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中務卿に任じられる。 | ||||||||
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文和三年（一三五四）頃より、虚氣の病を患う。
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文和四年（一三五五）四月二十九日、薨逝。三十六歳。
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源朝臣通重［中院］の女子。
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藤原朝臣公泰［洞院］の女子。 寛法の母。 |
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『稿本後二條天皇實録』二七七～二八一頁「皇孫康仁親王」 |
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『皇室制度史料 皇族四』四一～四二頁 |
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