『親王・諸王略傳』賀［賀樂］

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延暦二十三年（八〇四）十月十二日、紀伊國玉手嶋に行幸した桓武天皇が船に乘って遊覽したとき、奉獻した。

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『日本後紀』延暦廿三年十月癸丑

上御船遊覽。賀樂内親王及參議從三位紀朝臣勝長、國造紀直豊成等奉獻。･････

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天長四年（八二七）三月八日、無品より四品に敍される。

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『日本紀略』天長四年三月己巳

授無品賀樂内親王四品。

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承和十三年（八四六）正月八日、四品より三品に敍される。

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『續日本後紀』承和十三年正月庚戌

是日、授四品賀樂内親王三品。

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貞觀十六年（八七九）二月三日、薨逝。

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『日本三代實録』貞觀十六年二月三日癸巳

三品加樂内親王薨云々。

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『日本紀略』貞觀十六年二月三日癸巳

三品賀樂内親王薨。[天皇]不視事三日。桓武天皇子也。

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桓武天皇の子女のうち最後の存命者。薨逝時には八十歳を越えていたと考えられる。