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『後中内記』享保十年十一月四日
リ。梅園、今城中將等依召院參。自十日至廿日比、圓成寺【圓照寺】宮大聖寺宮へ可有御入寺、諸事御肝煎可申上候旨也。梅園入來。右之通被申聞。其上從門院有御言傳之事。
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『仙洞女房日記』享保十年十一月九日
はるゝ。ゑんせうじの宮ノ御方大しやう寺の宮へ御入寺ニ付、上京。
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『基長卿記』享保十年十一月十一日乙巳
一、參院。坊城同被參召御前被仰出。圓照寺宮一昨日御出洛候。依是大聖寺御入寺之日時十五日巳刻最吉之由土御門勘進候。仍御治定候。・・・・・
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『後中内記』享保十年十一月十五日
リ。巳刻、圓成寺【圓照寺】宮【文應】可令入寺于大聖寺宮給。・・・・・
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『綱平公記』享保十年十一月十五日
一、圓正寺【圓照寺】宮今日大聖寺殿入寺。尤此間一乘院里坊迄御出被成。夫より入寺云々。・・・・・
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『基長卿記』享保十年十一月十五日己酉
リ。昆布一箱進于大聖寺宮。依今日御入寺也。・・・・・
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『仙洞女房日記』享保十年十一月十五日
はるゝ。大しやう寺宮御入寺ニ付、金子五百疋、こんぶ一はこ、氷こんにやく一はこまいる。此御所よりも金子二千疋、二しゆまいる。
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『御湯殿上日記』享保十年十一月十五日
はるゝ。大しやう寺の宮御入寺ニて、御しうぎ御折五合代五百疋、昆布一はこ、氷蒟蒻一はこまいる。
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『仙洞女房日記』享保十年十一月廿五日
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『執次詰所御系譜』靈元院の子「皇女 圓照寺文應、後大聖寺」
享保十年九月十五日、大聖寺相續。同十一月十五日入寺、圓照寺兼帶、改永應。
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『普門山年譜』享保十年乙巳
文應公主二十四歳。
大聖寺宮と稱し奉る時は御號・御諱物外永應と申奉る。
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『歴史のなかの皇女たち』「尼門跡表」大聖寺は入寺年月日を享保十年九月十五日と作す。
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