『親王・諸王略傳』祐［祐助］

桂林院宮 祐助法親王

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『親王・諸王略傳』
　　祐［祐助］

フレームなし

工事中

□【僧】祐助親王

　桂林院
　〔靑蓮院（十九）〕
　天台座主（一二七）

【出自】
　後二條院の男子。

【母】
　權中納言公泰卿（藤原朝臣公泰［三條］と推定される）の女子。

【經歴】

●

正安四年（一三〇二）二月、誕生。

『一代要記』後二條天皇皇子「^山祐助法親王」

正安四年二月□誕生。公孝公養君。

●

藤原朝臣公孝［德大寺］に養育される。

◎	『一代要記』後二條天皇皇子「^山祐助法親王」

●

元應元年（一三一九）五月、桂林院（姉小路坊）に入室。十八歳。

『靑蓮院門跡皇族御傳』「祐助親王（【傍】桂林院門主）」

元應元年五月、入姉小路坊（十八歳）。

『華頂要略』「門主傳」十五「桂林院無品法親王　諱祐助」に、「良助親王入室。良助・慈助兩親王附弟」云々とあるのは年代的に合わない。

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元應三年（一三二一）正月二十三日、大乘院において慈道親王より灌頂を受ける。二十歳。

『靑蓮院門跡皇族御傳』「祐助親王（【傍】桂林院門主）」

元亨元年正月廿三日、於大乘院隨慈道親王受灌頂。

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嘉暦四年（一三二九）五月二十九日、十樂院において慈道親王より離作業灌頂を受ける。

『靑蓮院門跡皇族御傳』「祐助親王（【傍】桂林院門主）」

元德元年五月廿九日、於十樂院隨慈道親王受離作業灌頂。

●

暦應二年（一三三九）十二月十九日、天台座主に補される。四十三歳。

『靑蓮院門跡皇族御傳』「祐助親王（【傍】桂林院門主）」

暦應二年十二月十九日、補天台座主。

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暦應五年（一三四二）二月十三日、光明院（天皇）の護持僧となる。

『靑蓮院門跡皇族御傳』「祐助親王（【傍】桂林院門主）」

暦應五年二月十三日、補護持僧。

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康永二年（一三四三）十二月二十五日、延暦寺に登山し、拜堂。

『祇園執行日記』康永二年十二月十八日

『祇園執行日記』康永二年十二月廿五日

今日貫主（【傍】桂林院宮祐助親王）御拜堂被行了。無爲無事。拜賀可爲今夕云々。御拜堂可爲去廿一日之處、依山門雜訴抑留之間、延引。但落居之間、今日被行了。

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康永三年（一三四四）閏二月、天台座主を辭す。

『靑蓮院門跡皇族御傳』「祐助親王（【傍】桂林院門主）」

康永三年閏二月、辭天台座主。

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延文三年（一三五八）十月十九日、兩部許可を天台座主尊道親王に授ける。

『靑蓮院門跡皇族御傳』「祐助親王（【傍】桂林院門主）」

延文三年十月十九日、授許可於尊道親王。

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延文四年（一三五九）四月十七日、薨逝。五十八歳。

『靑蓮院門跡皇族御傳』「祐助親王（【傍】桂林院門主）」

延文四年四月十七日、薨（五十八歳）。

【文獻等】

●	『稿本後二條天皇實録』二五六～二六一頁「皇子祐助親王」

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公開日時： 2021.01.08.

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