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文化十五年（一八一八）正月十三日生。
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「基宮」
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文政十一年（一八二八）四月二十七日、太上天皇 兼仁（光格天皇）の猶子となる。
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『禁裏執次詰所日記』 文政十一年四月廿七日丙申
一、閑院基宮御方仙洞御所御猶子被仰出候旨、洞中執次〓【ヨリ】廻章を以申來。
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文政十一年（一八二八）七月二十三日、名を「愛仁（奈留比登、奈流比登）」と賜わる。
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『閑院宮日記』文政十一年七月廿三日
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「愛仁」「章仁」「澄仁」のうちから太上天皇（光格天皇）が「愛仁」を選んだ。
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愛仁親王
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文政十一年（一八二八）八月二十三日、親王宣下。
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『職寅記』文政十一年八月廿三日庚寅
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『禁裏執次詰所日記』文政十一年八月廿三日庚寅
晴。
一、今廿三日辰剋、閑院基宮親王宣下ニ付、
上卿 醍醐大納言 辨 日野西辨 奉行職事 柳原頭辨
･････
一、愛仁（奈流比登）
右御名字書付、議奏衆御渡寫取返上、御附衆江杉原四ツ折ニ相認進達。
一、愛仁親王 勅別當 花山院大納言
右議奏衆御達書面、御附衆被爲見。
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『隆光卿記』「閑院基宮親王宣下雜誌」文政十一年八月十二日・廿三日
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『稿本仁孝天皇實録』五六二～五六三頁 文政十一年八月二十三日「閑院宮基宮ニ親王宣下アリ、名ヲ愛仁ト賜フ、」
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文政十一年（一八二八）十一月二十八日、元服。彈正尹に任じられる。
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文政十一年（一八二八）十二月一日、三品に敍される。
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少外記平田家記録 J14-18 『文政十一年十二月一日 閑院愛仁親王敍品 宣下御下行配分帳』
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天保十三年（一八四二）九月十二日、死亡。
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天保十三年（一八四二）九月十四日、二品に敍され、隨身兵仗を賜わる。
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少外記平田家記録 H10-45
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少外記平田家記録 H10-73
三品愛仁親王
右可二品
中務地居磐名望重維城
内修懿徳外彰美名宜申
殊爵式示寵榮可依前件
主者施行
天保十三年九月十四日
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少外記平田家記録 H10-74
天保十三年九月十四日 宣旨
彈正尹愛仁親王
宜賜隨身兵仗
藏人頭左大辨兼春宮亮藤原光政 奉
正二位行權中納言藤原朝臣光成
宣奉 勅以左右近衛番長各一人
近衛各三人宜爲二品彈正尹愛仁親王
隨身兵仗者
天保十三年九月十四日 大ーーー師徳 奉
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天保十三年（一八四二）九月十七日「薨逝」。二十五歳。
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天保十三年（一八四二）十月八日、廬山寺に葬られる。
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